蜃気楼のように

ヤフブ時代の遺留品

夜空の笛

謡曲にしか聞こえない
だから好きなんだけど…


ちょっと新春には向かない歌ですが。


ブロ友さんが「おてんば天使」を挙げていたので
それで、この歌を思い出したのです。

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(「別冊太陽 少女漫画の世界Ⅰ」より)


「おてんば天使」は昭和30年代に「りぼん」に
連載された横山光輝の人気漫画です。
この中で主人公のエミちゃんがよく
♪ち~たかたった~、ち~たかたった 
と、口ずさんでいたのです。
「何の歌だろ?」とは思ったけど
気にも留めなかったんですが、20歳を過ぎた頃
ラジオで♪ち~たかたった と聞こえてきたのです。
そしてこの歌が。
何なんだ、この歌は!?何でこんなに悲しいの?
歌の背景が今でも分からないのですが、
「綺麗なドレス着て踊ってるお姉さん」が
ちっとも幸せそうには聞こえないのです。
「夜空の笛」と言うタイトルはその後、ネット検索で
分かったのですが、この不思議な悲しみは
どこから来るのでしょう。
エミちゃんはこの歌をどう聴いていたんだろう。