蜃気楼のように

ヤフブ時代の遺留品

芥川龍之介が「歯車」と明記したもの

それは「閃輝暗点」と言う症状



夏に弱い私ですが、年々酷くなっています。
16・17両日、ちょっと旅行してたんですが、
翌日、娘の家に寄って、帰宅してPCに前に座ると、
不思議なものが目の前に現れて…
キラキラ光るモノクロのギザギザした、プリズムのような
うん?PCの画面が見づらい…
なにこれ!夏バテ現象!?
慌てて検索した…「眼の前 プリズム」で。
すると簡単にヒットした。「閃輝暗点」(せんきあんてん)
取り敢えずは眼科に行けば良いらしいけど、これって
目の病気じゃなく、脳の病気の可能性があるらしい。
この症状の後、片頭痛が起こることが多いらしいんだけど、
私、そんな事ないし。そして片頭痛が起こらない方が
怖いらしい。脳梗塞の前触れの可能性があるとか…
ええっ!
脳梗塞の症状らしいものはないし、寝不足や
ストレスからくる症状のようなので、
(PCで検索してる間にプリズムも消えたし)
まずは安心してるけど、この暑さ、体に悪い影響が
出てきてるようで、100%の安心は禁物かな。
眼科、内科で診てもらう方が良いかも知れないわ。

ところで、検索してると
芥川龍之介の「歯車」に登場する主人公の見た
歯車とは、この閃輝暗点のことらしい。
家に「新潮日本文学 芥川龍之介集」があったので
探してみた。(夫の本です)

なるほど、主人公はこの後、頭痛に見舞われている。
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「歯車」にはレインコートを着た男を見るなど、
段々と神経が不安定になってゆく主人公の姿が描かれているが、
主人公が芥川本人の姿である事は間違いない。

7月24日は河童忌。