蜃気楼のように

ヤフブ時代の遺留品

琴平で見た映画ポスター「もう頬づえはつかない」

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8月23・24両日、夫と琴平、倉敷への旅行した。詳細は明日以降の記事に書くが、
琴平駅の側で見た映画ポスターの一枚。
1979年の作品で大阪では翌年の初めに公開された。
当時の桃井かおりへの若い女性の支持は絶大な物があって、この映画の前評判も
高かった。現に桃井かおりは、この作品で女優賞を総ナメにした。
身延典子と言う早大生が卒業論文に書いた小説がベストセラーとなり、映画化された作品。
若い女性の生活が等身大で描かれているとして高く評価されていた。
私もこの作品を見たくて見たくて、大阪は難波の南街文化劇場で上映された時、
喜び勇んで観に行った。その時、ある無名の映画と二本立てになっていた。
偶然にも、その無名の映画も若い女性の日常を描いた作品だった。
それが駄作でそのまま消えてしまうような映画であれば、
主上映作の「頬づえ」は今も名作女性映画として君臨したかも知れない。
そうはならなかった皮肉な巡り合わせを、久しぶりに見たポスターで思い出した。
次回は、この二本の映画を語ってみたい…