蜃気楼のように

ヤフブ時代の遺留品

樹木希林主演「冷たいのがお好き」

「冷たいのがお好き」


日本映画専門チャンネルでやってました。
1987年の「火サス」で放映されたドラマだそうな。
イメージ 1


樹木希林主演とあったので録画してみたら、
なんと、ちあきなおみが準主役級で出てました。
イメージ 2


女流作家の樹木希林、歌手(クラブ歌手っぽいけど)の
仲の良い熟女三人。時代はバブル。バブリーな三人。
イメージ 3


そこへお出ましたのが、ちあきの恋人の中条きよし
名立たるプレイボーイで、タレント学校の校長
イメージ 4


ちあきなおみって芝居の経験があるの?
芝居を初めて見たけど、上手い!
もちろん歌唱力は抜群
イメージ 5


希林の娘の松本友里
松金の甥の光石研
二人は中条の学校の生徒で幼なじみ。
イメージ 6


興味がないので顔を撮ってませんが、
クイズダービーに出てた教授の人がしゃべってます。
チーズ・フォンデュとビールを一緒に食べたら死ぬとか…
イメージ 7


で、ちあきは浮気者の中条を殺す計画を。
「あんなイイ男、殺すのもったいないわよ」
イメージ 8


中条は希林にもちょっかいを。
心が揺れる(未亡人歴10年の)希林
イメージ 9


別れを口実に中条を招待し、
殺害を実行(?)するための、ちあきの別荘
(立派な屋敷。クラブ歌手って儲かるの?)
イメージ 10


このドラマの見せ場です。希林とちあきの一騎打ち。
「あの人、私といる時が一番安らぐって」
「そんな口説き文句、百くらい知ってるわよ、あの男」
「それでも良いの。あの人が好きよ」
「10年も処女やってると気持ちまでハイティーンになるのね」
「あなたこそ、もう別れるんでしょ。私がもらって何が悪いの」
にらみ合って皿を割り続ける二人
音だけ数えてると30枚くらい割ってます。
イメージ 11


中条は希林の娘まで口説いていた。
光石はそれが許せない。実は中条を襲撃していた。
この娘役の女優、松本友里についてはウキを。
ご冥福を祈ります。
イメージ 12


娘まで口説いてたことを知った希林は
「やはり、あの男を殺しましょう」
イメージ 13


サスペンスお決まりの崖の上
イメージ 14


はい、失敗しました。
イメージ 15


今宵のディナーはチーズ・フォンデュ
希林はワインを注いでますが、中条はビールを。
イメージ 16


お見事!
イメージ 17


やっちゃった。。。
イメージ 18


私たちが殺したんじゃないわよね。
イメージ 19


毒を入れた訳じゃないし。
イメージ 20


現場にはいなかったけど、この人のアップも。
バブル時代はこの女優さんも豪華ファッション
イメージ 21


三人で祝杯を挙げてるとレストランのマネージャーが。
イメージ 22


三人、あっけにとられて…おしまい
イメージ 23


私、若い頃、樹木希林に似てるって言われたことがあって
「えーっ」と拒否したら、樹木希林が知性的に
写ってる写真を見せられて「ほらね」って言われて。
まあいいかと思ったけど、微妙…

生島治郎、内藤陳と結婚歴のあった作家で
1985年に他界しています。
監督は小沼勝
この名前に記憶がある…日活ロマンポルノの監督だけど
「NAGISA]と言う映画でベルリン映画祭の
キンダーフィルム部門でグランプリを受賞しています。
日活は昔から児童映画を製作していたから
ポルノの監督でも児童映画を撮ってる人が何人かいます。
「4年3組のはた」の藤井克彦や
「お母さんのつうしんぼ」の武田一成など。
昔、普段はポルノ上映館で「白昼の死角」か何かを
友人たちと観に行った時、「4年3組のはた」の
ポスターを見て「へえー」と思ったのを思い出します。

※チーズ・フォンデュとビールで人は死にません。