蜃気楼のように

ヤフブ時代の遺留品

大学の山賊たち

大学の山賊たち


娘の富士登頂記念の記事です(親バカね)
去年の山の日に日本映画専門チャンネルで放映してました。
母が亡くなった後だったので記事に出来ないままでした。


気軽に観られる明朗青春雪山アクション映画です。
監督は岡本喜八  昭和35年度作品
若い人には馴染みのない俳優さんが多いですが、
ずらり並べてみました。
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出演者たちの写真が大きすぎたような気もするけど、
まあ良いかな。  まずこの人 主役です。
このイケメン、誰か分かりますか。
これが映画デビューの山崎努
大学の山岳部のリーダーです。
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続いて、江原達治 
この人のお顔、東宝映画でよくお見かけしたんですが
名前はこの映画で知りました。
慶応大出身のインテリで、現在は実業家だそうです。
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「独立愚連隊」シリーズなど岡本喜八作品の
常連だった佐藤允
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この人の代表作は、やはり「マタンゴ」ですね。
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この映画では明るい役ですが、市川崑監督の「野火」では
衝撃的な兵士の役を演じてました。
隣の女性は黒澤明監督の「隠し砦の三悪人」で
勝気なお姫様役だった上原美佐
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女性グループのリーダー役の白川由美
二谷英明の奥さんだった人
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料理の腕を振るうメンバー役の横山道代
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佐藤允に腕をつかまれているのは柳川慶子
「死にたい」と雪山に飛び出したところを
佐藤允にとっ捕まえられて、雪の中に顔を
押し付けられます。「死ぬのはこんなに
苦しいんだぞ。分かったか!」
こうして若い二人は近づいてゆくのです。
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アップを撮り忘れたけど、一番右にいる女性は
笹るみ子 昨年亡くなられました。
なべおさみの奥さん。なべやかんのお母さん。
5人とも美人ですね。
デパートの販売員のグループなのです。
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そのデパートの社長、上原謙
加山雄三のお父さん。戦前の二枚目俳優
この人、二役しています。社長と山小屋に住む幽霊の。
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山小屋のキュートな女主人、越路吹雪 
未亡人の彼女には夫の幽霊が見えます。
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某石油大国の皇太子がお忍びで雪山にやってくる
その皇太子に化けた銀行強盗の一味
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強盗を捕らえに来た刑事
土屋嘉男
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村の駐在さん
この方も東宝映画でよくお見かけしました。
ネットは便利ですね。
沢村いき雄 と言う俳優さんだと分かりました。
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で、その駐在さんが読んでたのは
「あばれ頭巾」(堀江卓
(私、こう言うのは目ざといからね)
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山小屋の使用人役の堺左千夫
密偵の伊佐次の役を演じていました。
三浦浩一も良いですけどね、遊女たちによせる
眼差しの優しさは、いかつい顔の
この人の方が似合ってるような気がします。
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主人公たちの先輩で、ちょこっとだけ登場
鶴田浩二です。
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食料の確保と監禁された仲間を救うべく
助けを求めに山を駆け降りるリーダー
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事件解決
雪山を降りてゆく5人と5人
5組のカップル誕生かな。。。
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肩の凝らない気楽に楽しめる映画です。
バブル期にあった「私をスキーに連れてって」も
こんな風な映画だった記憶が。
録画を消さなきゃよかった。
今みたいな暑い日にまた観たいわ。


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その山小屋です。