蜃気楼のように

ヤフブ時代の遺留品

再び京都てくてく②

あねさんろっかくたこにしき…


「あねさんろっかくたこにしき」って何の呪文?
呪文じゃないんです。私は京都の人間じゃないので
詳しいことは分かりませんが、京都の通りの名を
織り込んだ唄のようです。
烏丸通りを南に歩いていて、東西の通りの標識をみて
「あれ?姉小路、三条、と来てる。次は六角?」
「六角って何?」ひょいと通りの左を見ると
お寺らしき建物が。「六角堂って聞いたことがあるわ」
で、寄ってみました。
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入口に野村萬斎佐藤浩市の実物大の写真看板が
立てかけられていました。この六角堂の中は
華道家元の池坊家が住職を務める寺で、公開中の
映画の宣伝みたいです。池坊の映画みたい。
興味ないのでスルーしました。

以下、余談。
野村萬斎を初めて見たのは大河ドラマ花の乱」で
細川勝元の役でした。座っている姿勢をとっても
他の居並ぶ武将役の俳優たちと違うのです。
「誰だろう、この姿勢の美しい俳優は」と思ったもの。
この人、時代劇で映えますが、武将より
貴族が似合います。「陰陽師」など最高でした。
花の乱」は視聴率が低かったみたいだけど、
私の大河ベストスリーの一本です。
全編に漂う幻想的な雰囲気が好きでした。
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池に白鳥。。。
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十六羅漢さんがいました。
(お地蔵さんもいる)
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これが六角堂かな。
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街の喧噪の中です。ビルの谷間。
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六角堂を出て蛸薬師、錦と下って四条に出て
そこから東へ、祇園白川へ向かいます。
最も京都らしい風情のある場所です。
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着物姿の女性が多いのです。
打ち掛け姿の女性もいたんですが、本物の花嫁ではなさそう。
外国人観光客がコスプレで撮影してるみたいですね。
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「ぎおん小森」と言うカフェに入りました。靴を脱いで
畳の座敷でくつろげます。窓からの眺めも素敵で。
スマホ禁止とあったので撮影しなかったけど、
「カメラ禁止」じゃないので、撮影しても良かったかな。
もう一度来ようかな、でも難しいなあ。
だってアイスコーヒー、850円…
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さて、私と同行のKさんですが、
私の友人にはKのイニシャルの人が多いのです。
カラオケに最初に誘ってくれたKさんでもなく
アートなインスピレーションをくれるKさんでもなく
会社で違う部署の同僚だったKさんでもなく
最近付き合うことが増えた人で東京に一緒に行った人です。
彼女は全く意識してないと思いますが、私
ある事に気づいたのです。
Kさんと一緒だと電車で座れる確率が高いと言うこと。
この日も帰路の電車、座れないかなと不安だったけど
四条からちゃんと座れて、しかも七条から
京橋までノンストップの電車でした。
東京でも地下鉄、ほとんど座れたし。
満員電車に乗りそうな時は彼女を呼ぼう。
嫌がられるかな。