蜃気楼のように

ヤフブ時代の遺留品

まぼろしの館へ

旧古川庭園


東京旅行から戻って早ひと月
さっさと記事にしないから忘れかけてる事も
多々ありますが、お付き合いのほどを。

さて、ここは東京都北区
大阪市の北区は梅田や曽根崎を抱えた
大繁華街ですが、東京の北区は閑静な住宅地でした。でも、
地下鉄、西ヶ原の駅を上がってすぐに目についた滝野川の地名。
1979年の映画「十九歳の地図」(原作は中上健二)
の舞台だったはず… ちょっと暗い映画だったので
(しかも空模様も怪しかったので)沈んだ気持ちに
なってしまいました。
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しかし10分ほど歩いて、ここに到着した時
「やっとたどり着いた!」
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この屋敷、私が半世紀近く探していた屋敷なのです。
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子供のころからテレビドラマや映画で
何度も見たことのある屋敷です。
「ここはどこなんだろう?」とずっと思っていました。
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ネットの時代になり、検索と言う手段で
この屋敷を探し当てました。
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バラの庭園が見渡せました。
ほんの少し時期が早かった!
次の週からここでバラ祭りが開催されていました。
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売店があって、こんなのが売られていました。
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バラの花びらが入っています。分かりにくいけど。
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この姿。
一番はっきり記憶にあるのは「ザ・ガードマン」
莫大な遺産を相続した車いすの少女が
夜な夜な幽霊に悩まされて
このバルコニーで叫んでいたシーン。
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ウキペディアによると、この屋敷は旧古川財閥の
3代当主、古河虎之助が建てた邸宅だとか。
この人物についてはウキを参照ください。
歌舞伎役者が横に並ぶのを嫌がったほどの美男子
だったそうですので、写真もぜひ、ご覧を。
確かに二枚目ですわ。


ところで、渋谷のホテルのフロントで
西ヶ原までのアクセスを教えてもらって
いざ、地下鉄に乗って、永田町で乗り換えて…
この永田町の駅が、訳が分からん
もうどうだったかよく覚えてないんだけど、
ここで30分はロスした。。。
ともかく乗り換えがややこしい!(私だけか?)
さすがは永田町
地上に出れば伏魔殿、地下に潜ればラビリンス…