これを見たかった。かおりと優作の共演した…
「熱帯夜」
30何年か前に実家でチラとだけ見たドラマで
その後まったく何の話題にもならなかったし
本当にこんなドラマがあったのかな、私の幻想かな
と本気で思ってたドラマがCSで放映されて
「やっぱり本当にあったんだ」と感激ひとしお。
寝苦しい真夏のある夜
繁華街を一人の男が歩いている。
プラネタリウムで一人である事をしていた女の
隣りに座り銃で脅す。「続けろよ」と。
今ならこの場面、規制に引っ掛かるなあ。
(脅してる場面じゃなく)
奇妙な出会いをした二人は、女が勤めるサラ金で
現金強奪を共謀。
ファッショナブルなアベック強盗と化す二人。
(当時はカップルとは言わなかった)
桃井かおり、今、役柄でこんな表情する事あるかな…
男は妹(熊谷真美)を自分たちとの旅に誘う。
車を現金で買い旅の始まり。
運転しているのは、
二人に脅されて同行する事になった男(せんだみつお)
その代り、優作はせんだに「俺たちの犯行を撮ってもよい」と
許可し、スクープの欲しいせんだは承知する。
(せんだみつお、意外な好演を見せてます)
自作の歌を歌うかおり。彼女は自作の歌を録音し
ラジオの深夜番組にテープを送り続けていた。
その番組のDJは強盗に連れ去らわれたと思われている
かおりの身を案じていて連絡を待っている。
(私、芸能界にうじゃうじゃいる、○スでデブでまともな事言う
オカマタレントたちが大嫌いなんだけど、
先駆者であるおすぎとピーコには敬意を表するわ)
ついに人を射殺してしまった優作
せんだが週刊誌に投稿した写真で優作の顔がバレ、
ひょうひょうとした表情で二人を追う刑事、岸部一徳。
「私の店で働いていた男です」と話す男性。
この人をご存知でしょうか。
西本裕行さんです。今年の4月に亡くなられました。
「もうこんな事やめようよ」と兄に訴える妹。
しかし兄は妹に故郷の母親に会わせてやりたかった。
海から派手に帰郷する四人。
私は桃井かおりのこの雰囲気に憧れておりました…
一度は優作に追い返されたケーシーが必死で追いかけてきて
自分の家に居場所がない事を悟って戻ってきたケーシーと
妹を結婚させ見届ける二人。
警察に追われ負傷した優作。
追い詰められてゆく二人。
警察に包囲され、すきを見て逃げ出すせんだ。
ペケの二人なのに好印象を残している。
撃たれる優作
かおり
そして…完
音楽担当は宇崎龍童
懐かしの歌謡曲がいっぱい流れていました。
面白かった。
面白かったけど…
ハーイ、何を感じました?
きっと私と同じ感想…
(脚本は名脚本家の早坂暁ですが)
「俺たちに明日はない」のパクリやん!
このドラマの制作の周辺をまったく知りませんが
これで良いんでしょうか?