一番星ブルース
トラック野郎「度胸一番星」
(書庫移動しまして、映画カテに入れました)
主演の菅原文太だけじゃなく、相方の俳優まで亡くなったので。
その人の追悼で放映してしてた作品。
シリーズの一本「トラック野郎 度胸一番星」
ご存知、一番星の桃次郎
当時、トラック野郎のマドンナだった八代亜紀
劇中で歌ってます。
今回のマドンナ、片平なぎさ
桃さん、初めてマドンナから告白されます。
でもマドンナは…
このシリーズ、前半は桃次郎の恋愛騒動。
そして俄然おもしろくなる後半。
親友がトラックの積載オーバーと警官への暴行容疑で逮捕される。
8時間かかる金沢~新潟への積み荷の運送が待っているのに
時間はもう5時間しかない。
警察署で署員に怒鳴る桃次郎。
「一番星、一世一代のスピード違反だ!警視総監に言っとけ。
パクれるもんならパクってみろ、とな!」
一番星の爆走が始まる。
さっそく白バイが。
トラック野郎たちも行動開始。
「みんなで一番星を援護しろ!」
無線で情報を流すトラック野郎の一人。
歌麿会も協力。
車も走れる千里浜を突っ走る。
交機の本田(な訳ない)。。。
八代亜紀、再び登場。
パトカーの行く手を阻みます。
シリーズに毎回登場するのはマドンナの他に桃次郎の好敵手。
今回はジョーズ。彼も心強い援護を。
警察、完全に悪役。。。
暴れるだけ暴れて自ら手錠を。
一番星は無事、新潟へ。
「七人の侍」で寡黙で腕の立つ侍を演じていました。
この場面でふと疑問に思ったのです。
車の走る大部分のシーンが、画面の左から右なのです。
北へ走るイメージは左から右なのかな、と。
実はメガホンを取った鈴木則文監督も昨年、亡くなっています。
30数年前にラジオで「シネマ・ジャングル」と言う
武田鉄矢がDJだった映画番組があって、鈴木監督が
ゲストに来られた時に「桃次郎はいつも
高嶺の花に恋してますが、最後は彼がいつも通ってた
風俗の女性と一緒になるのです」と仰っていたのを覚えています。
トラック野郎が人気を博して家族向けになっていくと、
この風俗のお姉さんたちを描きにくくなったとも仰っていました。