蜃気楼のように

ヤフブ時代の遺留品

覚悟

イマジン


Imagine - John Lennon


いい年して世の中のことを何も知っていないオバハンの独り言です。

今日はジョン・レノンが暗殺された日だが、日本が戦争に突入した日でもある。
12月8日を何の日と認識するかで世代が分かる、みたいな新聞記事を読んだのも
20年以上前の事。現在はどうなんだろう。

昨日の朝刊の1面トップ。
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特定秘密保護法」 私のような頭の悪い女でも分かるわ。悪法だって。
「悪法は法ならず」か「悪法も法なり」か。 法ならず に決まってるやろ。
でも、歴史を紐解くと、そうじゃない例がワンサと出てくる。
徳川五代将軍、綱吉の治世の「生類憐みの令」とか。綱吉が死ぬまで続いたそうな。
誰もお上に楯突けないからね。裏では「犬公方」なんて悪口言ってたけど。
中国でも漢の高祖(王朝の初代皇帝)劉邦の死後、正室だった呂后が政治を私して
やりたい放題。(この呂后、史上名高い悪女で、夫が死んだ後、夫の寵愛した
戚夫人(この字で合ってるかな)を目を覆うような残虐な方法で殺害している。
この話はその後の則天武后西太后の逸話としても語られている)
呂后の死後、ようやく陳平などと言う家来などが反乱を起こして呂氏一族を滅ぼしている。
生きている間は手を出せないのかな。相手が大きすぎると。
悪法が長らえるのは人民が耐えてしまうからじゃないの? 耐えたらアカンのよ。悪法は。
で、新聞は大きく報道してるけど、これからどうするんだろう?

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                  30年ほど前に新宿の模索舎と言う書店で買った本。


新聞社、出版社、放送局… メディアはどう伝えていくのだろう。
戦争への道を歩んだ時代に似ている、とメディアは書くけど、
やがて自分たちも大衆を裏切って行った事を、忘れないでほしい。