蜃気楼のように

ヤフブ時代の遺留品

今井町 懐かしい風景が残る街

3月15日に購入した3DAYカード、京都行で2日分使用して、残り1日。
同じく1日分が残っていると言う友人と、連休中にどこかへ行こうと相談。
奈良へ行く事になり、4日は近鉄電車で奈良へ。その辺の騒動は後日公開。
先に行った長谷寺橿原神宮も後日公開で。本日は、最後に降り立った
八木西口駅の記事で。 何の変哲もない小さな駅。ここに何があるのか。
この駅のすぐ近くに今井町と言う街がある。その町並みを歩くのが目的。

数年前、テレビ東京系列の「アド街っく天国」と言う番組の特別編として
「懐かしい風景が残る街ベスト77」が放送されて、その1位に輝いたのが
奈良県橿原市今井町だった。それで初めて知った。
どんな街なのか一度行ってみたかった。



駅から歩いて5分くらいのところに飛鳥川が流れていて、そこに掛かった赤い橋。
この橋を渡ると今井町が。(この写真は帰り際に撮ったの、で少し薄暗くなっています)
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飛鳥川に渡された鯉のぼり。風が欲しい。。。
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橋のたもとに残された井戸の跡。「蘇武之井」
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大通り。町並みの美しさが分かる。
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大通りに面した民家。歯医者さんのよう。
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ここは美容院だったかな。(間違ってたら ごめんなさい)
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この町は保存区域になっているようです。
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交流センターになっている「夢甍」(写真が傾いてるわ。失礼しました)
閉館時間ギリギリだったのに入れてくれた。有難うございます。
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こういうの何と言う名前だっけ。物を知らないのは情けないわ。
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造り酒屋さん。営業されてます。
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こういう路地が また良い。。。
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静かで風情のある家屋が続いている。
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夢甍の中に展示されている、明治10年当時の今井町の二百分の一の復元模型。
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PC画面にこれ以上、写真が入らないと出たので、一休みした喫茶店の写真は別書庫で。

ゴミなどどこにも落ちていなくて、ごく普通に暮らしている普通の民家の前も
おかしな不用品など見当たらず、キチンと整理されていて
とても静かで上品で美しい街だった。ただ、一つだけ気になったのは
ここには信号機がない。橋を渡る手前は五差路になっていて、
(車の往来が激しい訳ではないけれど)非常に歩きにくい。大通りもそう。
何とかしてほしい、と思っちゃいけないのかしら…
観光地化していないので、知る人ぞ知る街 の風情が嬉しい。
NHKの朝ドラの舞台なんかになったりしたら、あっという間に様変わりしてしまうだろうな。
そうなってほしくない。でももう少しアピールしても良いんじゃないかな。
珈琲を飲んだ「十返舎」と言うお店も含めて、もう一度訪ねたい街だった。