蜃気楼のように

ヤフブ時代の遺留品

昭和が背景のドラマ

昭和は遠くなりにけり


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先日、何十年かぶりに(友達の家に)泊まりました。
そこで見たドラマです。面白かった。
植木等の付き人だった小松政夫が原作を書いたドラマで
二人の師弟関係がほのぼのと描かれています。
植木等が新しい靴を小松政夫に(一芝居打って)
プレゼントする話などが素直な演出によって
視聴者にも素直に共感できます。
素晴らしいのは植木等役の山本耕史
顔は全く似ていないのに、しゃべり方が
植木等にそっくりなのです。
植木等の映像などを見て研究したのだと思います。
小松政夫役は若い俳優でよく知らないんですが。

三日前に終了してしまった「ひよっこ」は
昭和40年代前半のドラマで、私の中学時代に
当てはまって、見ていると当時の世相が懐かしく
浮かんでくるのです。
NHKはお金があるから、当時のセットを組むなど
朝飯前で。薬局の前に立っていそうなキャラクター人形
まで作ってしまえるし。(イチコに抱き着きたい)
今日から始まったテレビ朝日系列の「トットちゃん」も
昭和の話。(これにも山本耕史、出てる)



「いとしのマックス」をBGMにキャットウォークする
ひよっこ」の時子さん
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中村草田男の名句「降る雪や 明治は遠く なりにけり」は
昭和6年の句。つまり明治が終わって約20年後
平家の盛衰を語る「平家物語」が登場したのは
1220年頃だそうで、平家滅亡から30年後くらい。
人は一つの時代を20~30年後に懐かしむのでしょうか。
来年で終わる(予定)の平成も20~30年後に
人々は懐かしく思い出すのかしら。
私、そのころ…