蜃気楼のように

ヤフブ時代の遺留品

京都てくてく

七条~祇園烏丸御池~宇治


5月3日、晴天の憲法記念日に関係なく
友人と京都へ行ってきました。
まずは、七条の京都国立博物館
一昨年、琳派四百年展を見に行って、待ち時間の長さに
中へ入るのを断念した場所です。
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安土桃山時代の絵師、海北友松(かいほゆうしょう)展
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平成知新館
この建物に展示されています。
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館内撮影禁止なので屋外へ
上野の国立西洋博物館にもある、
ロダンの「考える人」
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ここは七条ですから京都駅に近いと言えば近いのです。
京都タワーが見えます。
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つつじが見事でした。
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このおばちゃん、なんでこんなところで
こんなポーズを取るんでしょう…
何考えてるんだろ?
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先週、Eテレの「日曜美術館」で海北友松の
特集がありまして、見てたんですが、
実際に絵を見ると、(番組は鑑賞の手引きのような
ものですが)解説と私個人の感想は違いました。
「なんて楽しそうに人物を描いているんだろう」
と思ったし(1枚だけ衝撃的な主題の絵が
あったんですが、一見そんな風には見えません)
龍の絵にしてもとてもユーモラスに
見えるのです。幸せな人だったんだろうな、と
思いました。感想なんて人それぞれなので
興味のある方はぜひご覧ください。
なかなか面白い展覧会でしたよ。


鑑賞度、お腹もすいてきたので四条に出て
祇園の花見小路へ。
路地奥の建物の3階に(祇園にしては値段も手ごろ)な
お店があったので入りました。「つぼみ」と言う店。

ママさんが一人で切り盛りしてて
ちょっとしゃべり掛けにくい雰囲気だったんですが、
料理を持ってきてくれた時「すみません、お茶ください」と
言えば、「あ、ごめんごめん、忘れてたわ」と慌てる様子に
なごんで、一気に「写真撮って良いですか?」
「どうぞどうぞ、でもメニューは毎日変わるよ」って。

そこでパチリ。ワンプレート・ランチです。
下段左から 湯葉、赤こんにゃく、鴨肉ロースト
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ご飯とお味噌汁つき 1800円
祇園では手ごろな値段です。
他の店はランチでも3000~5000円くらいでした。
全てがそうでは無いだろうけど。
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他の客がいなくなったところで店内を。
夜の方が賑やかみたい。
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この後、烏丸御池の某所に寄ったんですが後回し。
この見事な藤の花
ここはどこかと言いますと、
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十円玉でおなじみ、宇治の平等院鳳凰堂
この周りをずらりと人が取り囲んでシャッターを
切っているので、引きで撮ると必ず人が写ってしまいます。
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宇治は茶所、沿道はお茶屋さんばかり。
お茶の良い香りが漂っていました。
疲れた足を癒すため一服
友人は抹茶アイス、私はカフェラテ
ポットごと置いてくれた冷茶も美味しかったわ。
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泉北から京都まで行くのに片道で1000円以上かかるので
お得なチケットを買いました。
このチケットにはいろんなサービスが付いていて
平等院でポストカードを2枚貰いました。
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さて、友人が、「お金にご利益のある神社を
テレビで紹介してたから行ってみたい」と言うので
検索して、どうも烏丸御池にある
御金神社(みかねじんじゃ)のことのようで、
烏丸御池なら京都漫画ミュージアムの近くやん。
そんな訳で寄ってみたんですが、近くまで来て
ものすごい行列を目の当たりに。
何、何の行列?まさか… まさかだった。
「105列できてる!」小学生の男の子が
走ってきて、並んでる両親らしき二人に
報告してました。。。
「また、今度にしようか」
それにしてもテレビの影響は大きい。

いっぱい歩いた割には今回、写真が少ないのは
暑くて汗びっしょりで、ずっと汗をふいてたので
あまり撮れなかったせいです。
宇治の写真はもっと撮りたかった。
京都市外にこんな魅力的な観光地があったとは。
某ブロ友さんにとっての聖地なのも
うなずけるのです。また行きたい。
御金神社にも行くぞ。漫画ミュージアムにも。