蜃気楼のように

ヤフブ時代の遺留品

高橋真琴の年賀状

今年も高橋真琴先生から年賀状が。
10か月先だけど、毎年 西宮で開かれる個展の案内。
高橋真琴」の名前はもう50年くらい前から知っている。
「プチラ」と言う漫画を描かれていた。溜息が出るくらい美しい絵だった。
この「プチラ」、原作はなんと橋田壽賀子

数年前に京都の国際マンガ・ミュージアムで氏が実際に作画されているところを
見学した事がある。数えきれないほどの水彩と色鉛筆を使用されていた。
穏やかな紳士で親切に説明されていたのに、「今から絵を描きますので、失礼します」
と仰ると以後は、一言もしゃべらず、見物人も目に入らず、一心に筆を動かされていた。

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