蜃気楼のように

ヤフブ時代の遺留品

大正ロマン 昭和モダン



お産で入院中の娘が退院するまでの間に
出かけてこようと思い、出かけました。
神戸の六甲アイランドにある美術館です。
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一つの建物の中に二つの美術館があります。
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左の「神戸ゆかりの美術館」では
鋼の錬金術師」通称「ハガレン」展を開催中
以前、松本零士牧美也子のコラボ展をやっていた美術館です。
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大正、昭和の雑誌等の挿絵展です。
ポスターにもなっているこの絵は
小早川清の「ほろ酔い」
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中は撮影禁止なのでパンフから。
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竹久夢二の「星まつり」
夢二の絵はあまり好きではないのですが、
この絵は好きかな。色が愛らしい…
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高畠華宵の「花をいだいて(鈴蘭)」
私、華宵のグッズを色々持っています。
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小村雪岱(こむらせったい)の「お伝地獄」
有名な挿絵ですね。よく見かけます。
(一般的ではないですけどね)
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橘小夢(たちばなさゆめ)の「水魔」
私、この絵を東京の弥生美術館で見たことがあります。
絵はがきで売ってたんですが、買う人いるのかな。
立ち姿のまま水底へ沈んでいく女の背中に
河童(だそうな)が張り付いている…
何とも言えぬ妖しさのある絵です。
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大阪の女流画家、島成園の絵なども展示されていたり、
中原淳一、加藤まさを、蕗谷虹児松本かつぢ、等々
その他、大正昭和期に活躍した挿絵画家たちの
絵がずらり並んでいて見応えがあります。

竜馬がゆく」の挿絵を描いていたのが
岩田専太郎と言うのは意外でした。
岩田専太郎を出すなら石原豪人も出してほしいなあ。


上階へ続く階段を上っていくと
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広々としてます。
と言うか、静か過ぎる。。。
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通路を歩いてゆくとアイランドセンター駅に出ました。
2階から行けるのを知らなかった。
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実は娘が結婚式を挙げた結婚式場があるのですが、
ここからちょっと離れてるので、次回に。
また美術館に来ることもあるでしょうから。