蜃気楼のように

ヤフブ時代の遺留品

「グロテスクな夜」と道頓堀の夜

D.K.HOLLYWOODの芝居を観てきた。


東京の劇団、「D.K.HOLLYWOOD」の芝居を観てきました。
場所は道頓堀ZAZAで。
食い倒れビルのB1にあります。
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この劇団の芝居を観るのは4度目。
今回はオカルト・ホラー・コメディです。
昔、娘が両親を惨殺したと言う曰くありの
屋敷を改装したホテルで、マフィアのボスの
誕生パーティが開かれる中、一人、また一人
殺されていき、犯人は誰れ? と言うストーリー。
ネタバレになるからこれ以上は書かないけれど、
ラストでちょっとデジャブ感が。
ロベール・エンリコ監督の短編「ふくろうの河」とか
を思い出したのです。
座長であり、ボス役の越川大介氏の独白シーンがありまして
「人生は一握の砂だ。指の間から零れ落ちるのが青春ならば、
掴めぬ砂なら、涙で湿らせて掴んでみよう」
と言うのです。マフィアのボスの立場で言ってるのですが、
老いを語るには、越川氏、まだまだ若いですよ。
越川氏より年上の私は、ちょっと切ない思いでした。
上のポスターには載っていませんが、実は
登場人物がもう一人いるのです。
その人物の登場シーンがけっこう怖くて、同行の友人Kさんは
「怖い怖い」と言って舞台から目をそらすのよ。
日頃は「怖いもの無し」って顔してるのに。
私の贔屓の山口草太さん、いつも損な役回りを振られる
人物を演じてて、今回もそんなシーンがあり
「あん、可哀想」って私は気になるのです。
この劇団の芝居を観てて、越川氏が目指すものが
何となく見えてきた、と言うか…
スタイリッシュ・コメディ、良いなあ。
私、ブルースの聞こえてきそうなコメディを期待してます。



以下、道頓堀の夜でございます。



食い倒れビル1F入口 食い倒れ太郎さんと。
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デブ体型がバレバレやわ。。。


かに道楽です。
このカニさんの目、動くのです。
一番可愛い表情の時をパチリ。
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おなじみ「グリコ」の看板
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カールおじさん、いつから?
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金曜日の夜の、ひっかけ橋
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ひっかけ橋から御堂筋を見る。
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観劇の前に、すぐ近くの「薩摩っ子ラーメン」で
「ラーメン」と書かれたラーメンを。
分厚いチャーシューが柔らかくて、美味しいラーメンでした。
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